取消処分者、免許再取得までの日記

普通自動車免許です。主な舞台は鮫洲です。かかった費用も記録します。よろしくお願いします。

取消処分者講習 その1

免許の取消処分を受けた人が再取得をしようとする場合、取消処分者講習を受けるわけですが、これがまず第一のハードルになります。もともと僕は再取得は諦めていたので、この講習とは無縁で生きてきたのですが、取消から十数年経過したとはいえ、再取得する以上は講習を受けて下記のものを入手する必要があります。

 

・取消処分者講習終了証書

 

なお、これがなくても仮免許までは取得できますが、本免許の申し込み時に必要になります。僕の場合は仮免取得と同時進行でスケジュールをやりくりする器用さもなく、とりあえず、一般の人と同じスタートラインに立つため、まずは講習を済ませることにしました。

 

講習の予約は、鮫洲運転免許試験場で行います。この時初めて鮫洲に行きましたが、建物は新しく、建て替えが済んだばかりのようです。学生時代初めて免許の交付で二俣川へ行った時の古びた役所のイメージとは全く違うものでした。入口を入ってすぐの案内で取消処分者講習の予約ですと伝えると、奥の総合受付で用紙をもらうよう告げられます。総合受付から今度は4階に行って、予約の手続きをするようにとのこと。しかし、エレベータに乗ると、3階までしか行けない。そこで降りて別のエレベータで4階へ。そこから奥へ奥へと廊下を歩く。なにやら取消処分者の肩身の狭さをを感じながら先へ進んでいくと突き当りにやっと受付があった。もちろんというか、やっぱりというか、カウンターに人はおらず、呼び出しベルが置いてあった。チーンと鳴らすとおじさんが出てきた。本日3回目の、取り消し処分者講習の予約をしたい、と打ち明けると、氏名と本籍と免取になった時期と理由を聞かれた。本籍は分かるが、時期も理由もうろ覚えだったので、10数年前、色々と違反があったのですが、点数の高いものは酒気帯だったと思います、と答えると、おじさんはメモを取って事務所に戻っていった。そして、1分位で帰ってきて言うには、システム上で僕の違反記録を見つけたが、酒気帯びではなかったそうだ。なので、通常の講習を予約することになった。取消者講習には二つ種類があり、飲酒運転によるものとそれ以外で分かれている。大きな違いは、講習の日程だ。どちらも二日間実施するが、飲酒の場合は一日目の講習から一か月間を空けて二日目となる。自分の飲酒状況に関する日記を講習と講習の間の日々でつけるそうだ。自分はどのカテゴリの違反をしたかすら記憶がない状況だったから、飲酒ではなくてよかったと思うこととなった。