取消処分者、免許再取得までの日記

普通自動車免許です。主な舞台は鮫洲です。かかった費用も記録します。よろしくお願いします。

本免技能試験 その2

何度も技能試験課に電話してやっとの事で、1週間ほど試験日を前倒しにしてもらった。運転の感覚を忘れないために本当はもっと早くやりたかったので、前倒し日程が決まっても、毎日電話してキャンセルが無いか確認する日々。そうこうする内に試験日を迎える。

集合時間は8:20だったので、8:05位に到着して手数料を払おうとしたら、既に1Fの支払いカウンターは長蛇の列。8:00開館だから無理もないか〜。遅刻には厳しいようだったので、早くも焦りが。こんな事なら前回予約した時に払っときゃよかったのに、技能課の事務の人は当日8:00に来れば十分支払いの時間はあると言っていて、これを信じた俺がバカだったよ。仮免学科から始まり、ここまで辿り着くまでに、どれほど煩雑で時間のかかる事務手続きをして来た事か。客の利便性や効率性を考えている民間企業ではないのだ・・・。とにかく、この列に並んでいたら集合時間に間に合わないと思い、総合受付に聞いたら、3Fにも支払いカウンターがあるとのこと。急いでそちらに向かう。

 

3Fの支払いカウンターも既に4-5人並んでいたが、何とか領収印を受験票にもらって、2Fの技能試験課にゴー!8:17に到着。既に大半の受験者が着席していた。今日は満員御礼のようだ。1~3号車にそれぞれ3人から4人。4人!?そう。試験官と合わせて5人が試験車両に乗り込みます。1人だいたい20分くらい走るので、1時間半弱をギュウギュウの車内で黙って過ごします。(おしゃべり禁止です)

 

2回目だったので乗車までの要領は分かっているものの、前回と違うのは車種。前回ホンダグレースで、今回プリウスプリウスサイドブレーキを足で踏むタイプなので、慣れてないと出発と停車でテンパる。後部座席で、試験官の操作をじっと見ながら確認する。試験コースまでは試験官が運転するのだが、左折時の寄せが流石だ。水切りにタイヤがちょい乗るくらいまで詰める。他の一般車など1m位左側がガバガバに空いているので、その差が歴然としている。制限速度や踏切前の窓開け確認などと並び、実社会では一般ドライバーは誰もやってないルールの一つだ。

 

前回の失敗から得た教訓は、とにかく慎重である事。円滑でスムーズな運転などは二の次で、大事なのは、試験官に揚げ足を取られないよう減点対象となる行動をしない。慎重に運転することだ。後で試験官に、もっとメリハリつけて、など言われるかもしれないが、「メリハリを付けない」事による減点項目は無い!僕だってそうしたいが、今日ここに来たのは技能試験に合格して免許を取得するために来たのだ。そのためには、減点を30点以内に抑えないといけない(100点満点中70点以上で合格)。

 

朝の通勤時間帯だったので、鮫洲周辺は混雑していた。前回の試験では雨の午後だったので歩行者もまばらだったが、晴れた平日の朝はこれほどまでに違うのか。。サラリーマンの集団。路駐して積荷を下ろすトラック。信号などほとんど無視してチャリで爆走する学生。工事中で道幅が狭くなっているエリア。そこら中に罠が待っています。ゆっくり、ゆっくり。首を動かす安全確認は大げさなくらいで良い。ちょっとでも路駐が邪魔と感じたら、障害物よけの基本動作(右合図で右側にはみ出し、左合図で戻る)をやる。試験官がペンを走らすと、運転中も気になる。何やら減点ポイントを見つけたのだろうか。何やらかしたのだろう。。本当に分からない。試験官にすれば、減点しようと思えば幾らでも指摘出来るのだろう。

 

ドキドキの路上が終了し、一同は鮫洲の仮免コースへ戻る。いよいよ最後のステージ。方向転換or縦列駐車だ。路上で失格となった受験者は残念ながらここで退場となる。試験官に乗車して待機してと言われた時は、本当にホッとした。路上での試験は無事通過したようだ。後何点残っているかしらないが、10-15点くらいマイナスがあったとして、残り20-15点。最後10点以上減点されるとアウトだな。。とか考えつつ自分の番を待つ。

 

この最後の試験項目は、左バックでの方向転換、右バックでの方向転換、そして縦列駐車の3つのうちどれかだ。実際に試験官に言われるまで分からない。僕は左バックの方向転換だった。2番手だったので先頭バッターのやり方を見ていたが、僕が習ったやり方と全然違った。各人やり方が違うのだなと。Youtubeなんか見てると結構色々ある。僕はマンツーマンレッスンで教わった通り、一挙手一投足違わずやり抜けた。ひたすら、慎重に。焦らず、一呼吸入れてから、個々の動作を進めた。ここでも、テンポよく速やかにやる必要はない。かかる時間は減点対象ではないのだ。

 

試験が終わり下車すると、試験官に結果を告げられる。開口一番コメントはあまり良いものではなかった。あーー。。今回も落ちたか。。難しいなぁホント、次回の予約いつなんだよ・・とか考えていたら、なんと結論は合格だった。体から力が抜けた。「メリハリのある良い運転だけど、減点超過だね」という前回コメントとは全く逆。今回は色々ダメ出しされたけど、合格した。

 

なんだか嬉しさというより、結局僕の運転は良いのか悪いのか、分からないままで、全くスッキリしない。ただもう鮫洲に来なくて良いという安堵感だけが残った。

 

<<今回の費用>>

普通車受験申請手数料: 2550円 ...受験料

第一種試験車両使用料: 800円 ...試験でプリウス運転した代金

交付申請手数料: 2050円 ... 免許発行費

 

免許取得までにかかった費用合計:186,050円也

(内、個人レッスン費120,000円。これを除いてかかった費用は66,050円)

 

次回のエントリーで、費用と一発試験の是非について考えて見たい。

 

 

 

 

 

 

 

本免技能試験 その1

その1とタイトルを入れた時点でもう認めたようなものですが、待ちに待った技能試験に落ちました。

 

出だしから好調でした。正直何か問題があったと思えません。最後まで気を抜かず、慎重かつメリハリつけて運転してきました。ルートも全て事前に何度も練習していたので、ポイントは把握してました。最後、停車した所でホッと一息ついた瞬間、試験官は「いい運転だった」と前置きし、「でも減点超過ですね」と言い放つ。

 

正直、何を言っているのか理解できず。。

 

「あとで説明しますねー」と言って試験官と運転を交代し、鮫洲に戻る。そこで解説をするには、左折時の左寄せが甘いと仰せです。要は、本来、水切り(道路端の白く滑らかな傾斜になったトコ)ギリギリに沿って曲がってくところを、かなり間が空いていたとの事。車体感覚が甘いっちゅうことですな。これを殆ど全ての左折時に出来てなかった。。

 

後でネットで調べたら、左折大回りは5点、左折時の左寄せ不履行はなんと10点の減点対象です。

 

今回左折は3回ほどあったから全部やらかしてたかもしれん。。。マッタク基本中の基本だよ!!

 

実際路上でそんなに左寄せてる車無かったな~。。でも誰も取り締まりの対象にはなりません。この理不尽さ。。一発試験って難し!

 

 

 

 

特定講習

一発試験で免許を取得する人にとって、忘れてはいけないのが、特定講習と取得時講習の存在だ。費用15400円がかかり、丸一日潰れる。二つの講習の内容はほぼ同じだが、本免技能試験前に受講するか、合格後に受講するかで異なる。どちらか一つを受講する必要がある。

 

本免技能試験前に受講し、修了証明書を取得しておけば、技能試験当日合格直後に免許証をゲットできる。学科試験をパスして、技能試験の予約日までスケジュール的に余裕があれば是非とも先に済ませておきたい。

 

僕の場合も、本免学科合格した後、技能試験の予約が2週間程度空いてしまったので、車庫入れの練習とともに、特定講習もやっておくことにした。

 

講義の内容は、高速道路についての知識とシミュレータを使った危険予測と、応急救護についての講義。仮免取得者向けなので一般の路上走行もある。1日で終わらせる教習所は時間の関係で、実際の高速道路を走ることは無くシミュレータのみで済ませる。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDによる蘇生術の話に結構時間を割くが、現実にやる時が一生に一度あるかないかというものでも、こういう機会しか勉強することはないので、覚えておいて損はない。自分の子供が事故って心停止したらこれは必死でやると思う。

 

講習の進め方は取消処分者講習の時と同じで、40−50分やって休憩を繰り返すから辛くはない。講師の説明とビデオによる座学が中心で、ポカーンと見ているだけでOKだ。質問や発言を求められない日本の教育スタイルはここでもしっかり受け継がれている。

 

金額設定については、取消処分者講習の時もそうだったが、高すぎる、というのが印象だ。運転免許に関わる試験や講習の事業は指定された業者しか参入できないため自由競争が働いていない。ビデオも超低予算だし、シミュレータも初代バーチャファイター並みの映像だった。僕らの世代はギリ我慢できるが、僕らの子供の世代では到底通用するとは思えない。

 

<<今回の費用>>

特定講習受講費: 15400円

+ 写真代等実費

 

 (ここまでにかかった費用累計:180,650円)

 

 

本免学科試験

晴れて仮免許を取得した次のステップは、本免の学科試験だ。路上練習申告書の提出があるので、仮免取得日から数えて5日後の最初の平日午前に鮫洲試験場に乗り込んだ。取消者講習予約やら仮免試験やらで何度か通っているので慣れっこである。一階の受付で申請用紙をもらって記入、手数料払って3階の学科受付へ。。ちなみに、先月取得した取消処分者講習修了証明書がここでやっと日の目を見る事になる。受付でさらっと確認されて終わりだが。これが無いと本免学科は受けられない。

 

受付で受験番号をもらってそのまま試験会場へ。着席したら試験開始までの間、過去問をやる事にする。仮免学科試験で一回落ちているので、今回は2-3回は受ける覚悟だったが、とにかく少しでも早く受かりたい一心で問題を一つ一つ丁寧に確認していった。なんだかこういう机上での勉強って大学生以来だ。会場の周囲を見渡すと、公認教習所での講習を済ませてきた学生風の人が多かった。アカデミックな学問と日々向き合ってる学生達にとっては普通自動車免許の学科試験なんて楽勝だろうなと思いつつ。それにひきかえ僕の座席の列は一発試験チームで、学生より年代が一回り上だ。普段は仕事でクソ忙しいので勉強なんて悠長にやっている暇が無いのだよ。

 

担当の試験官は仮免の時と同じ人だった。説明が一字一句同じだったので、これを毎日やってるんだなぁとしみじみする。しかし、毎回ここで取消だったことを白状させられるのは参る。それまでの受付手続きの過程でもやり取りしているのにも関わらず、試験開始の直前でも、改めて免取りや失効の人は口頭で申し出るのだ。学科受付で取消処分者講習修了書も出しているんだし、あの手続きはなんだったのだろうか。いつの時代も役所とはどうしてこうも効率とは無縁なのだろう。

 

そうこうしているうちに試験開始。内容は相変わらずで、「答えが明らかな問題」が7割くらい、「引っ掛け問題」が2割、そして残りが「ちょっと見慣れない単語を説明したやつ」と、「二輪車の関連」となる。攻略法としては、まず最初の「答えが明らかな問題」は絶対に落としてはいけない。例えば、「信号の無い横断歩道で歩行者が通行しようとしていたが、減速せずに通過した」みたいに明らかにバツだろこれって言うような、常識があればわかる問題。これらを全て正解すればだいたい70点は固い。合格点まで残り20点だが、ここからが勝負である。「引っ掛け問題」の特徴は「全て」、「のみ」、「必ず」などの言葉を使って例外の余地をなくしていたり、見た目の似ているの標示や標識の説明を混同させたりする。例えば、「交差点や交差点付近では無いところで、緊急車両が近づいてきた時は必ず左側に避けて道を譲る」など。一見問題なさそうだが、一方通行などで右寄りの方が避けやすい時もあるのでバツとなる。あとは駐停車禁止の路側帯(左)の絵を出して、歩行者用路側帯(右)の説明文をつけたりとか。こいつらは見直しの時にもう一回冷静になって回答を確認すると良い。

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あと、ちょっと見慣れない言葉なんかを並べ立てて説明している問題。ハイドロプレーニングとか、ベイパー現象とか、セルモータとか、マジで試験でしか使わない言葉。これは覚えておくしかない。でもこんな古い言葉じゃなくて自動運転がらみとか、最近の車に実装された技術の話にして欲しいわ。最後に二輪の問題。これはうざい。だって普通自動車の免許受けてんのになんで二輪車の話が出てくんだよ!って思う。確かに原付乗れるようになるけどさ、普通自動二輪大型自動二輪の話や、二人乗りの規制についてとか、明らかに原付とは無関係の話が出るわ出るわ。これだけは納得いかないっすね。

さて、肝心の試験結果だが、電光掲示板を恐る恐る見上げると自分の受験番号があった。ホッと一息ついた。 手数料また払わなくて済むし、午後は自由だ。


残すところは特別講習(高速と人命救護のやつ)と、本免技能試験。。あともうちょいの辛抱。

 

今回の出費:

本免学科試験受験手数料 2,550円(一発試験組の値段はこれ。)

試験車両利用料 800円 (次回の技能試験用)

 

 (ここまでにかかった費用累計:165,250円)

 

仮免技能試験 その2

練習の甲斐あって、仮免技能試験は一回で合格できた。実際の試験コースを二回も走っていたので合図のタイミング、右左折、車線変更のハンドルの切り具合、40km速度指定のアクセル踏み込みと緩め方など、慣れたもんだった。ちょっと練習や準備に時間をかけすぎたかなぁと思うほどで、もう少し走りたいくらい、あっけなく終わった。


合格率が低いと言われる仮免技能試験。一回の試験で4〜6名受験して、半分以上が落ちると言われる。他にも「一回目は必ず落ちる」なんて噂も聞いた。実際には、今回午前の試験で僕を含め6名の参加者がいて2名が不合格となっていたが、これはかなり合格率が高い方とのこと。過去に運転経験が豊富でも落ちる。何故それほど難しいのか。

 

今回の経験を通して感じた理由は、試験で減点されるポイントを知らない人が多いから、だと思う。持ち点100からスタートして約10分間コースを走るのだが、その間、「正しい運転」に沿わないものがあればそその分減点されていく。そしてその「正しい運転」とは必ずしも一般道路を走る多くの法規を守るドライバーがやっていることとは同じではなく、あくまで採点する側が(勝手に)決めたルールであるから、知らない方が普通だ。失敗する多くの受験者は、何をすると(しないと)減点になるのかわからず、あっという間に持ち点が無くなってしまう。

 

例を挙げていく。カーブは15km程度で進入、走行しなければならないが、減速はカーブに入る前までに済ませなければいけない。つまり、カーブに入ってからブレーキを踏むと減点。仮に減速が足りないと感じても曲がっている最中にブレーキをもう一回踏んではダメ。

 

交差点での右折は中心の目印から手前ギリギリを回らなければならない。目印から遠すぎると右折の小回りとして減点対象。

 

右左折の合図時にはミラーと目視がセットで必須。どっちかではだめ。

 

縁石に乗り上げた場合は減点なのだが、そのまま乗り越えてしまうと試験終了。これは後退して戻るが正解。そして後退時にはバックミラーではなく、目視で後ろを見なければ減点・・・など。

 

正直、実際の路上ではやらないことも多い。もちろんやった方がいい場合もあるだろうが、臨機応変な対応の方が大事だろう。実生活での運転スキルではなく、試験に受かる運転とは何か、減点対象となる行為はどんなものか、を知っているか否かが問われる。

 

だから結構アタマの中であれこれ思い出したり考えたりしながらやらなきゃいけない。車は動きっぱなしだからちょっとリズムが乱れると簡単にパニックになる。僕が同乗した受験者もやっぱり必要以上に緊張を強いられていたのがわかる。あれだけ細かく動作を見られていると思えば、誰だってナーバスになる。本来リラックスして周囲の環境に意識を集中するべきだが、減点を恐れてガチガチになっちゃうよね。

 

今回の出費:

仮免交付手数料 1150円

(ここまでにかかった費用累計:161900円)

 

仮免技能試験

学科試験を何とかパスしたその日に、仮免技能試験の予約をする。予約した2週間後の試験日まで、鮫洲試験場のコースで練習をすることにした。実際のコースを走るのとそうで無いのとでは雲泥の差があるのは、今回の経験を通して良くわかった。

 

試験場の運転コースは土と祝日のみ開放されている。予約は電話受付のみだが、これがなかなか繋がらない。回線が一つしかないため、延々と話し中だ。繋がるまでのカウントをiPhoneで見たら60回もかけていた。担当者は電話応対で1日持ち場を離れられないだろうに。こんなもんネットで予約できるシステムを作るべきだが、役所脳では難しいのだろうか。僕らから吸い上げた税金は一体どこに使われているのか。

運転免許試験場の運転コース開放 警視庁

 

ともあれ、試験までの2週間、2回の土曜日に渡って練習が出来た。練習には指導員となる同乗者(免許取得後3年以上)と、持ち込みで自動車が必要になる。僕は有料で個人レッスンをやってくれる指導員を頼んでおいた。以後、最終的に免許取得までの技能レッスン、手続きや進め方についてアドバイス、そして指導員同乗者が必要な今回の試験場での練習や仮免取得後の路上練習とその申告書の作成などをしてもらうことになる。公認の教習所と違って、こちらのスケジュールに合わせて進められるのと、一発試験に必要最低限のスキルと知識を教えてもらうのが依頼した理由だ。

 

ちなみに同乗者となる指導員は、免許保持歴20年の奥さんに頼む事も出来たが、運転していない歴も同じくらい長く、学生時代に公認教習所で取ったため、当然一発試験については全く知らない。なので諦めることにした。

 

実際の試験で鮫洲のコース場を走る順路を熟知している先生だったので、スタートの仕方から各コーナでの右左折、進路変更、合図、目視確認。そして最後の車の止め方。。など細かくチェックしてもらった。2回目の練習では鮫洲のコースに慣れ、先生からも合格点の領域に入っているとコメントをもらった。後は、本番だ、

 

今回の費用:

鮫洲試験場コース使用料(1回目) 2,200円

鮫洲試験場コース使用料(2回目) 2,200円

個人レッスン料:120,000円 (普通自動車免許取得までの一式契約)


(ここまでかかった費用の累計:160,750円)

仮免学科試験

正直、超余裕だと思っていました。でも、結論から言うと、1回目落ちました。同日午後、2度目のチャレンジして合格です。いやほんと、舐めてました。自分の記憶力は本当に、当てにならないなと。

 

勉強自体は結構真面目にやってたつもりなんです。公認教習所の標準(?)らしい下記の教本と問題集を入手し、

普通自動車免許向け教本・教材のご案内 | トヨタ名古屋教育センターの教本・教材販売サイト

 

最初のうちは一日10~20分程度時間を取ってちょこちょこやってました。さらに、無料版のiPhoneアプリ(以下)使って仕事の合間とかで問題解いたりとかしていました。

「運転免許 普通自動車免許 学科試験問題集」をApp Storeで

2週間くらい続けていたら交通ルール、問題の傾向とか、言葉の使い方概ねがわかるようになってきて、その時点で直ぐに学科を受ければよかったのですが、予定が合わずにそこからずるずる何もしない期間が2週間ほど経過してしまいました。まぁやってきた事は記憶に残っているだろうとたかをくくっていた訳です。

 

やっとの事で仮免学科当日。朝8時半に鮫洲に到着して総合受付で申込書をもらいます。記入をしてから証明写真を二枚張りつけてお金を払う。写真張り付け用の糊は総合受付で塗ってくれます(記入台にはなぜか糊は置いていない)。次に視力検査のコーナーに通されて、Cの字や色の判定を行う。次に3階の学科試験窓口へ。ここでは試験会場の部屋番号と席番号、集合時間を教えてもらい、鉛筆と消しゴムが手渡される。不正対策なのか、筆記用具も持参したものは使えない。

試験会場は大部屋で100人は余裕で着席できそうなところだったが、受験者は20人もいなかった。大半は原付の受験者で、仮免は僕入れて2名のみ。集合時間になると試験管と、助手が入ってくる。制服が2人とも警察官だ。独特の厳しい口調で試験の注意事項を話す。不正が多いからか、一人一人携帯の電源が切れたことを確認させられる。

 

試験時間は30分間。50問の○×形式で45問以上正解で合格だ。僕は開始15分程度で全て終わった。ここで退席してもよかったのだが、見直しを2回した。そこで、なんとなく迷いが出てしまい、3問ほど答えを変えた。多分これがいけなかった。

 

試験時間終了後、一旦全員退席するが、1-2分ですぐにまた部屋に呼び戻される。そこでさらに10分ほど待つと、先ほどの試験管が戻って来てその場で合格発表だ。合格者の受験番号だけが呼ばれて行く。さっきも書いたように普通車仮免は僕ともう1人だけ。呼ばれなければ傍目にも明らかでとても恥ずかしい事になるなぁと思っていると、ここで急に不安になってくる。さっきの見直しやっぱり余計だったかもしれない。そしてその不安は的中。僕の受験番号を飛ばして後ろの受験者の番号から呼ばれる。そっから先は呆然。試験管は合格者と不合格者それぞれに指示を出すが、まったく聞いていないかった。

 

とにかく不合格者は退出して先の学科受付に戻って手続きをするようだった。よくわからず、トボトボ他の不合格者の皆さんの後について行く。受付では結果の点数だけ知らせられて、午後の受験を受けるかどうか聞かれる。点数は44点で1点不足。また別の日に有休取るより、もちろん再受験だ。ちなみにどの問題を間違えたのかは開示されなかった。

学科試験問題は、例外による引っ掛け問題と、素直に答えて良い問題が混在している。だからその見極めが難しいと思う。


例えば、「歩行者専用の標識のあるところは、自動車は通行してはならない」

 

Image result for æ­©è¡èå°ç¨という問題があった。これ普通なら○ですよね。でも、僕は見直しの時点で、いや待てよ、と思ってしまった。沿道に車庫をもつなどで許可があれば車通れるじゃん?だから×!ってやってしまうのだ。例外や引っ掛け問題なんじゃないか?と勘ぐらせるのはやめて欲しいです。実際の路上では瞬間的な認知や判断の連続なんだし、この標識って、実はこう言う意味もあるんじゃね?とか勘ぐらせる事はないでしょう。

 

ともあれ、午後の受験までさらに2時間ほど暇つぶしをして、再試験に臨む。午前と全く同じ流れだったので、他の受験者さん達と違い、僕は経験者の余裕を醸し出していたが、何度も受ける方がダサい。試験管も同じ人で、説明内容も全く一緒だった。ただ午後の問題内容は、午前と似ているが違う。今回はあまり見直しで悩まないようにして、素直な回答を心がけた。お陰様で合格発表では僕の受験番号が呼ばれる。午後は普通車仮免受験者は僕だけだったので、もしこれ落ちてたらどうやって発表するのだろうか?と思ってしまった。「普通車仮免、合格者無し!」みたいに言うのかな。

 

その後の指示で2階の仮免技能予約カウンターへ。そこで予約用のカードをもらう。予約機で空いている日時を選択すれば完了だ。技能試験は翌日を除くと、さらに2週間後から枠が空いていた。多分翌日分の空きは直前のキャンセルだろうなぁ。実際の試験場での練習をしてから技能試験に臨みたかったので、翌日は諦めて、次に空いている最初の日時を選択した。

 

ここまでかかった費用:

仮免受験申請手数料(午前) 2,900円

仮免受験申請手数料(午後) 2,900円

 

前回までの累計:36,350円