取消処分者、免許再取得までの日記

普通自動車免許です。主な舞台は鮫洲です。かかった費用も記録します。よろしくお願いします。

本免学科試験

晴れて仮免許を取得した次のステップは、本免の学科試験だ。路上練習申告書の提出があるので、仮免取得日から数えて5日後の最初の平日午前に鮫洲試験場に乗り込んだ。取消者講習予約やら仮免試験やらで何度か通っているので慣れっこである。一階の受付で申請用紙をもらって記入、手数料払って3階の学科受付へ。。ちなみに、先月取得した取消処分者講習修了証明書がここでやっと日の目を見る事になる。受付でさらっと確認されて終わりだが。これが無いと本免学科は受けられない。

 

受付で受験番号をもらってそのまま試験会場へ。着席したら試験開始までの間、過去問をやる事にする。仮免学科試験で一回落ちているので、今回は2-3回は受ける覚悟だったが、とにかく少しでも早く受かりたい一心で問題を一つ一つ丁寧に確認していった。なんだかこういう机上での勉強って大学生以来だ。会場の周囲を見渡すと、公認教習所での講習を済ませてきた学生風の人が多かった。アカデミックな学問と日々向き合ってる学生達にとっては普通自動車免許の学科試験なんて楽勝だろうなと思いつつ。それにひきかえ僕の座席の列は一発試験チームで、学生より年代が一回り上だ。普段は仕事でクソ忙しいので勉強なんて悠長にやっている暇が無いのだよ。

 

担当の試験官は仮免の時と同じ人だった。説明が一字一句同じだったので、これを毎日やってるんだなぁとしみじみする。しかし、毎回ここで取消だったことを白状させられるのは参る。それまでの受付手続きの過程でもやり取りしているのにも関わらず、試験開始の直前でも、改めて免取りや失効の人は口頭で申し出るのだ。学科受付で取消処分者講習修了書も出しているんだし、あの手続きはなんだったのだろうか。いつの時代も役所とはどうしてこうも効率とは無縁なのだろう。

 

そうこうしているうちに試験開始。内容は相変わらずで、「答えが明らかな問題」が7割くらい、「引っ掛け問題」が2割、そして残りが「ちょっと見慣れない単語を説明したやつ」と、「二輪車の関連」となる。攻略法としては、まず最初の「答えが明らかな問題」は絶対に落としてはいけない。例えば、「信号の無い横断歩道で歩行者が通行しようとしていたが、減速せずに通過した」みたいに明らかにバツだろこれって言うような、常識があればわかる問題。これらを全て正解すればだいたい70点は固い。合格点まで残り20点だが、ここからが勝負である。「引っ掛け問題」の特徴は「全て」、「のみ」、「必ず」などの言葉を使って例外の余地をなくしていたり、見た目の似ているの標示や標識の説明を混同させたりする。例えば、「交差点や交差点付近では無いところで、緊急車両が近づいてきた時は必ず左側に避けて道を譲る」など。一見問題なさそうだが、一方通行などで右寄りの方が避けやすい時もあるのでバツとなる。あとは駐停車禁止の路側帯(左)の絵を出して、歩行者用路側帯(右)の説明文をつけたりとか。こいつらは見直しの時にもう一回冷静になって回答を確認すると良い。

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あと、ちょっと見慣れない言葉なんかを並べ立てて説明している問題。ハイドロプレーニングとか、ベイパー現象とか、セルモータとか、マジで試験でしか使わない言葉。これは覚えておくしかない。でもこんな古い言葉じゃなくて自動運転がらみとか、最近の車に実装された技術の話にして欲しいわ。最後に二輪の問題。これはうざい。だって普通自動車の免許受けてんのになんで二輪車の話が出てくんだよ!って思う。確かに原付乗れるようになるけどさ、普通自動二輪大型自動二輪の話や、二人乗りの規制についてとか、明らかに原付とは無関係の話が出るわ出るわ。これだけは納得いかないっすね。

さて、肝心の試験結果だが、電光掲示板を恐る恐る見上げると自分の受験番号があった。ホッと一息ついた。 手数料また払わなくて済むし、午後は自由だ。


残すところは特別講習(高速と人命救護のやつ)と、本免技能試験。。あともうちょいの辛抱。

 

今回の出費:

本免学科試験受験手数料 2,550円(一発試験組の値段はこれ。)

試験車両利用料 800円 (次回の技能試験用)

 

 (ここまでにかかった費用累計:165,250円)