取消処分者、免許再取得までの日記

普通自動車免許です。主な舞台は鮫洲です。かかった費用も記録します。よろしくお願いします。

特定講習

一発試験で免許を取得する人にとって、忘れてはいけないのが、特定講習と取得時講習の存在だ。費用15400円がかかり、丸一日潰れる。二つの講習の内容はほぼ同じだが、本免技能試験前に受講するか、合格後に受講するかで異なる。どちらか一つを受講する必要がある。

 

本免技能試験前に受講し、修了証明書を取得しておけば、技能試験当日合格直後に免許証をゲットできる。学科試験をパスして、技能試験の予約日までスケジュール的に余裕があれば是非とも先に済ませておきたい。

 

僕の場合も、本免学科合格した後、技能試験の予約が2週間程度空いてしまったので、車庫入れの練習とともに、特定講習もやっておくことにした。

 

講義の内容は、高速道路についての知識とシミュレータを使った危険予測と、応急救護についての講義。仮免取得者向けなので一般の路上走行もある。1日で終わらせる教習所は時間の関係で、実際の高速道路を走ることは無くシミュレータのみで済ませる。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDによる蘇生術の話に結構時間を割くが、現実にやる時が一生に一度あるかないかというものでも、こういう機会しか勉強することはないので、覚えておいて損はない。自分の子供が事故って心停止したらこれは必死でやると思う。

 

講習の進め方は取消処分者講習の時と同じで、40−50分やって休憩を繰り返すから辛くはない。講師の説明とビデオによる座学が中心で、ポカーンと見ているだけでOKだ。質問や発言を求められない日本の教育スタイルはここでもしっかり受け継がれている。

 

金額設定については、取消処分者講習の時もそうだったが、高すぎる、というのが印象だ。運転免許に関わる試験や講習の事業は指定された業者しか参入できないため自由競争が働いていない。ビデオも超低予算だし、シミュレータも初代バーチャファイター並みの映像だった。僕らの世代はギリ我慢できるが、僕らの子供の世代では到底通用するとは思えない。

 

<<今回の費用>>

特定講習受講費: 15400円

+ 写真代等実費

 

 (ここまでにかかった費用累計:180,650円)