取消処分者、免許再取得までの日記

普通自動車免許です。主な舞台は鮫洲です。かかった費用も記録します。よろしくお願いします。

やっぱり再取得しよう

 普通自動車免許の取り消し処分を受けたのはもう十数年以上も前だったので、当時の詳細が思い出せない。とにかく違反を重ねて累積で取消処分を受けたことは確かだ。最初に免許を取得したのが18歳で、取り消し処分になったのが21歳頃だったと思う。なので3年位しか運転しなかった。主に原付で移動する生活を送っていたのだが、憶えているだけで、ノーヘル、二人乗り、一方通行逆走、二段階右折違反、酒気帯びなどが違反の内容だったと思う。取り消し処分を受けたとき、自分は運転する資格など無いということを悟った。事故を起こさなかったのがせめてもの救いだ。それからというもの、再取得はあきらめ、一生運転はするまいと心に誓って生きてきた。

 

免許取り消し処分を受けた時は学生だったが、その頃はもちろん、会社勤めが始まっても電車やバス、タクシーを使う生活は都市部から出ることが滅多にない僕にとって特に支障はなかった。むしろ車を所有する費用や労力から解放されていて、よかったんじゃないかと思う。車を持たない世代が増えているとよく耳にするが、それは身をもって理解できたし、都市部を中心に今後はさらに車を持たない人たちが増えるのではないかと思っている。しかしながら、年月が過ぎて僕にも奥さんと子供ができ、独り身の頃の生活から、子供や家族を中心とした生活スタイルに変化してきた。子供の送迎、買い物、旅行、、車があればね、、という会話も出てくるようになってきたので、それまでかたくなに自分は一生運転するまいと思っていた決心も揺らいできた。今時、車は買わなくてもシェアサービスがあるし、毎日乗るわけじゃなく、要所要所で車での移動を活用できるようになるのはいいかもと納得し、奥さんの後押しもあり、ここはやっぱり再取得しよう、ということになった。

 

さて、それではどうやって取得するか。日本で普通自動車の免許証を取得する場合、やり方は二通りある。

 

1.公認の自動車教習所へ通う

2.運転免許試験場で試験に合格する

 

会社勤めをやってると時間を確保するのが厳しいのが1だ。長期で有給とって合宿するっている手もあるかもしれないが。やはりここは、運転できたのはわずかな期間ながらも、一度は取得したことのある免許だし、2で行くことにした。所謂一発試験というやつ。何故「一発」というのか分からない。試験は簡単ではないので、何発もチャレンジすることになる。